「自立できるのか不安」への解決方法

保護者が準備を手伝った

困りごとと解決方法の詳細

次の日の準備を前日にやること、と約束しても忘れてしまい、毎朝「あれ?これ?ない!」が必ずある。
置く場所を決めてもそこに自分では置かず面倒くさがるので、保護者/親が対応している。

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専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

身の回りの動作(例えばトイレ動作)が身につかない、いつになったら自律(自立)するのと悩まれているご家族は多いのではないでしょうか?身につかない、には色々な理由があります。子ども自身の側面では、おしっこやうんちをする動作ができない、おしっこを溜める膀胱の準備ができていない、おしっこ、うんちが出る感覚が分からない、トイレでおしっこをする、というルールが分からないなど様々です。
身の回り動作の多くは毎日のルーティン活動ですが、高校生、社会人になっても自分だけでは身につかない報告があります。その背景には、身の回り動作(社会のルール)に興味が乏しかったり、注意が途切れてしまったり忘れてしまったり、思い通りにひとつひとつの動作ができなかったり、と様々です。ただし、多くの場合、誰かが手伝ってくれるとできることはあり、子どもの特性に合わせて具体的な手立てを見つけてできることを見つけていくことが大切です。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

手伝う・手を貸すことが子どものためにならないのでは?と思うご家族もいるかもしれませんが、運動面等でも度々登場している「できた!」を積み重ねることが実は近道になることも。ここで大切になるのが手伝う度合いです。ほぼ全てを手伝う(手添え+声掛け)~見守る、まで「ちょうどいい手伝い」が大切です。子どもの自尊心を傷つけず、また、感情をあまりむき出しにせず(家族だとこれが難しいですが)、子どもが「できた!」を積み重ねる手伝いを他者も交えて考えてみませんか。子どもたちに悪気はありません。皆さんも得意・苦手はありませんか?「いつかできるかも、できなければ誰かに助けてもらってもいいんじゃない」という感覚で、「社会人になるまでに獲得しなければ…」という考えは最終手段にしましょう。

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