困りごとと解決方法の詳細
小学校2年生の時、主任・保健の先生との面談で、休み時間に一人遊びの時が多くちょっと邪魔されても感情的になる、テストの時に100点に対してこだわりが強く100点でないと怒りだす、など報告を受け、専門機関への紹介を受け、医療機関Aを紹介さ入れ来訪し相談した。
専門家からのアドバイス
困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?
具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?
医療機関では初診時に、学校からの報告書やご家族・子どもとのやり取りを通してアドバイスがなされます。必要に応じて作業療法(OT)、言語聴覚療法(ST)等の処方箋が出され、「なぜ?」「どうしたら子どもが活き活きと生活を送れるのか?」等をご家族からの情報収集や子どもへの検査等を通して検討していきます。
学童期の集団生活において、他児との関わりがうまくいかない、こだわりがある、些細なことでカッとなる等、集団での子どもの生活を先生方が気にかけて専門機関を紹介される方々は多いです。この背景には、子どもの年齢とともに、集団生活で求められる内容が複雑になっていき、学習面、生活面を中心に集団でうまくやっていくことが求められ、このままでは…、という先生方の子どもの将来を気にかけた報告が多いと思います。ただし、先生方とご家族のこれまでの情報共有が乏しいと、急な報告、更に家庭と集団のギャップに戸惑い、先生方への不信感に繋がることも。先生方の思いは分かりますが、まずは子どもに留まらずご家族との関係性の確立に向けた情報共有が大切であり、いつ医療機関を紹介するのか、なぜ紹介するのか、子どもにとってどんなプラスがあるのか等、丁寧な説明が必要であると感じます。