「スマホ・ゲーム時間が長い」への解決方法

ルールを話し合い、リビングにホワイトボードを置き対応した

困りごとと解決方法の詳細

中学2年からスマホを持ち始めたが、時間を忘れて動画閲覧に没頭していた。
少しの時間でもあればすぐに見てしまう。
そしてなかなか止められない。
切り替えができないので、生活時間の乱れがどんどん増えた。
自分の部屋には持ち込まないように声をかけたり、できないときにはどんなペナルティにするかを親子で何度も話し合った。
ルールを忘れないように、リビングに大きなホワイトボードをつるして、大きく書いておいた。

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専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

子どもに対するゲーム機器やスマホ・タブレット等の管理で困っている方は多いと思います。各種ICT機器から得られる情報や遊びは、一度知ると無くてはならないものになりますね。ただ、各種ICT機器の弊害(ブルーライトの脳への影響、小さい画面を見続けることへの視機能・首への影響等)は最近多く報告されており、十分に体が完成していない子どもでは尚更です。世の中の流れでは、遅くとも学童期から文部科学省のGIGAスクール構想の一環でICT機器を使用する機会が訪れます。これらのことを頭に入れ、必要な時期にICT機器と上手く・正しく付き合っていく術(ルール、メリット、デメリット等)を、大人が子どもに伝えていくことが大切です。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

専門家が強調して伝えていること、それは子どもへの導入時期と導入時のルール作りです。脳、視機能への影響を考えると、乳児期からの導入は避けたいところです。できればICT機器以外に夢中になれる活動があり、ICT機器が主活動にならないことが子ども時代には望まれます。
以下、家庭でのICT機器導入の例を示します。ICT機器導入は子どもが関心を持ち始めた時期で世の中のルールが分かってきた時期(例えば幼児期後半、学童期前半)から始め、子ども用ではなく、大人のものを貸すことから始め、使用時間や内容を大人がコントロールする。使用する際のルールを子どもと一緒に決めて開始し紙に印刷・書いて視覚的に残す。使用時間をチケット制にし、1回の時間は短くタイマー等で気づけるようにし、約束が守れると次回5分アップのチケットがもらえる、等、できるだけ導入は丁寧に成功体験に繋がるようにしていくと、必ずしもICT機器に依存することは減るようです。

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