「集中できない・注意散漫」への解決方法

宿題、家庭学習の時間を毎日同じ時間に行った

困りごとと解決方法の詳細

宿題、家庭学習の時間を毎日同じ時間に行うようにした。
始める前に今日やることを確認し、やる量と順番、終わりの時間を設定した。
生活リズムを作ることでその時間になると体が勉強の時間になり、こなす量と終わりの時間が分かっていることで、自分の時間配分をしながら進められ、集中することができた。
生活リズムを作ることは2歳時に言語聴覚士に一番最初に教えてもらった。
順番を作って時計で動くのは作業療法士から教えてもらった。

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専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

『注意散漫』、この用語も最近では園や学校の先生方、ご家族もよく使うようになってきたように感じます。また、『注意散漫』=「ADHD」という偏った見方で子どもを捉えている方が依然として存在します。家庭・集団生活で使用する『注意散漫』は、子育てをするご家族、運営する先生方にとって家庭・集団生活を乱す要因、としてとらわれがちですが、今回投稿いただいたご家族の報告にあるように、家族、先生方が子どもの特性に合わせてうまく対応してくれる場面が増えてきているように感じます。注意機能は脳が管理する機能の一つであり、性格によるものではなく悪気はありません。家庭・集団生活ともに『環境』の影響を受けやすいという特徴を忘れず、成功体験に繋げる『環境』を整えながら経過を追うことが大切です。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

『環境』が整わず、『注意散漫』な状況を放っておくと様々な場面で叱られる失敗体験が繰り返され、自己肯定感が下がってしまい、社会不適応(学業不振、行き渋り、不登校、反社会的行動等)を起こすという悪循環が多く報告されています。本人を変えるのではなく、周りが本人に合わせて変わる、という方針が大切です。家族や先生方等が子どもの特性を十分に理解し情報共有し、学習面、生活面、就労面等、必要に応じてICT機器等を用いた代償手段を用いて成功体験に繋がる『環境』を整えることが必要です。ただし、社会生活において全ての場面で『環境』と整えることは難しい。注意機能を高める薬物療法の有用性は報告されており、必要に応じて医療機関を活用し、医師と投薬の可能性を検討することも一つの解決方法です。

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