「言葉の遅れ」への解決方法

言語聴覚療法で家族みんなを協力者にした

困りごとと解決方法の詳細

医療機関Bで言語療法を受けたことは大きかった。
小学校中学年の頃にはあまり遅れを感じなくなった。
一人っ子なので家の中では我が子の遅れに気づかず、言語療法を受けることで子どもの出来ないことを知って、親としてできることを考えた。
家族も同行してもらい、母親だけでなく、家族みんなを協力者にすることができたのがとても良かった。
発達の遅れなどに対して、母親だけが抱え込まないことが大切だと思う。

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専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

『言葉』は社会生活を送るうえでとても大切な機能ですね。その言葉を介して人と人がやり取りをすることを皆さんは『コミュニケーション』と捉えます。ただ、人は『言葉』だけでなく、身振りや表情、感情の動き(情動)をもとに相手に伝えようとする力をもっています。『言葉』、『コミュニケーション』の発達に向け、まずはご家族をはじめ大人が子どもの様子を静かに見守り、何をしようとしているのか、何を伝えようとしているのか、よく観察する姿勢が必要です。子どもが何か伝えようとしている場合、子どもの『表現』をくみ取って返してみましょう。その際、何かしら表出(『言葉にはならない表現』・『言葉』)がある場合、それが終わるまで待つことが『コミュケーション』の基本姿勢の1つです。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

色々な人と関わることで『コミュニケーション』は伸びていきます。そのため、周囲の方の理解がとても重要です。周囲の方の理解や工夫だけで、本人の成功体験にもつながります。自分ひとりで抱え込まず、周囲の人と一緒に育てていきましょう。

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