「言語理解の遅れ」への解決方法

できるだけ簡単な言葉で短く話した

困りごとと解決方法の詳細

一度に沢山の話をされたり指示をされると、言われたことを理解できず、上手く返事を返したり説明したりすることができず、落ち着かなくなったり、突然好きなキャラクターの話をはじめたりしていた。
そのため、指示は一度に一つの事を、理解してほしい話はできるだけ簡単な言葉で短く話すように心掛けた。

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専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

『言葉』は社会生活を送るうえでとても大切な機能ですね。その言葉を介して人と人がやり取りをすることを皆さんは『コミュニケーション』と捉えます。ただ、人は『言葉』だけでなく、身振りや表情、感情の動き(情動)をもとに相手に伝えようとする力をもっています。『言葉』、『コミュニケーション』の発達に向け、まずはご家族をはじめ大人が子どもの様子を静かに見守り、何をしようとしているのか、何を伝えようとしているのか、よく観察する姿勢が必要です。子どもが何か伝えようとしている場合、子どもの『表現』をくみ取って返してみましょう。その際、何かしら表出(『言葉にはならない表現』・『言葉』)がある場合、それが終わるまで待つことが『コミュケーション』の基本姿勢の1つです。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

ことばの遅れがあるお子さんは、指示の理解が難しいことが多いです。先生の指示が理解できず、周りのお友達に比べてワンテンポ遅れてしまいます。「簡単な言葉で短く伝え、理解できたときは褒める」を繰り返すことで『成功体験』につながります。

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