「手順を追うことが苦手」への解決方法

一つ一つ指示を出してもらうように先生にお願いした

困りごとと解決方法の詳細

学校で一度にたくさんの指示(手順の①~⑩の指示)を出すのではなく、一つ一つ指示(①⇒②⇒…⑩の示指)を出してくれるようにお願いし対応してもらった。

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専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

企画性・機敏性という言葉についても聞き慣れない方もいるかもしれません。頭の中で瞬時にこれから行なう行動(例えば自転車に乗る際、まずハンドルをもって、ブレーキを解除して、サドルにまたがり、片側のペダルに足を乗せペダルを漕ぎ、反対側の足をペダルに乗せて両足でペダルを漕ぐ、決められた楽譜通りに鍵盤を弾く等)を瞬時に考え順序通りに行動する能力です。人は繰り返しの練習を通して、少しずつ行動がオートマチックに行えるようになっていきますが、子どもにより順序だてて行動することが苦手な方がいます。日々の生活の流れで行動がスムーズに進まない場合、朝が弱い(眠くて頭が回らない)、やるべき行動が多すぎて頭や体で覚えきれていない、準備という社会のルールに興味が無い、等色々な理由が考えられます。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

やるべき行動が多すぎて頭や体で覚えきれていない、という状態に近いかもしれません。放っておくと次の行動に繋がらないため、ご家族は行動・工程を切り分けて一つ一つできたら子どもに次の指示を出すという形で先生方にも協力しもらっています。手順ごと写真にして、見て分かるようにする(可視化、見える化)こともひとつの方法です。

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