「運動発達の遅れを指摘された」への解決方法

作業療法や体操教室で遊びながら体の使い方を習った

困りごとと解決方法の詳細

5歳児検診で指摘され、市役所から医療機関Aを紹介されて作業療法に通った。
その他にも、幼稚園の中で行っていた体育/体操教室にも通い、遊びながら体の使い方を習った。

No rating yet

専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

「5歳児健診で指摘」とありますが、少しずつ乳幼児健診が3歳まで出なく、5歳までに広がってきており、栃木県では先駆的に展開されています。この目的は、児童期以降の社会不適応(不登校や行き渋り等)をできるだけ未然に防ぐことを目的に展開されています。不器用、言葉の遅れ、集団で馴染めない、等様々な理由で声がかかることがありますが、放っておくと悪循環(勉強が分からない、運動ができない、グループ活動になじめない⇒自己肯定感が下がる⇒学校がつまらない・行きたくない⇒社会不適応へ)に陥りやすいことが報告されています。驚かれるご家族も多いですが、他者の見立ても参考に、気づいたときにできることから始めてみても良いかもしれません。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

自治体では、健診業務を通して支援が必要と判断したご家族に園の先生や保健師を通して各種サービスの利用を提案することがあります。子どものより勧めるサービスは異なりますが、各自治体で行っているのびのび相談事業(作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士等の専門職が子どもの状態を把握しアドバイスをくれる)から活用してみると、子どもの現在の得意なこと、苦手なことを整理してくれます。医療機関ではハードルが高い場合にお勧めです。その他、親子遊び教室、集団活動グループ等、自治体で展開されているため、声がかかった際に話を聞いてみると良いでしょう。

ログインすると評価できるようになります。