「身の回り動作・身支度の遅れ」への解決方法

療育施設を活用してアドバイスをもらった

困りごとと解決方法の詳細

幼稚園に障害児枠で入園したが、身の回りの動作が難しく環境にも馴染めなかったため、療育施設に通園することにした。
療育施設では子供2〜3名に先生が1人ついて、身辺の自立を中心に熱心に指導してくれた。
子供だけでなく親も一緒にアドバイスをもらうことで安心して子育てができた。
生活のリズムも整い、身の回りの基本的な動作もできるようになり成長を感じることができた。

専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

身の回りの動作(例えばトイレ動作)が身につかない、いつになったら自律(自立)するのと悩まれているご家族は多いのではないでしょうか?身につかない、には色々な理由があります。子ども自身の側面では、おしっこやうんちをする動作ができない、おしっこを溜める膀胱の準備ができていない、おしっこ、うんちが出る感覚が分からない、トイレでおしっこをする、というルールが分からないなど様々です。
身の回り動作の多くは毎日のルーティン活動ですが、高校生、社会人になっても自分だけでは身につかない報告があります。その背景には、身の回り動作(社会のルール)に興味が乏しかったり、注意が途切れてしまったり忘れてしまったり、思い通りにひとつひとつの動作ができなかったり、と様々です。ただし、多くの場合、誰かが手伝ってくれるとできることはあり、子どもの特性に合わせて具体的な手立てを見つけてできることを見つけていくことが大切です。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

なぜ?を考えながらできることを探す際、子どものことを一緒に考えてくれ味方がそばにいると少し穏やかに、そして的確にできることが見つけられるかもしれません。アドバイスをくれる施設・サービスとして『発達支援センター・児童発達支援』があります。施設によりますが、子どもだけで通う形、子どもとご家族が一緒に通う形があり、他児との集団生活に参加しながら、身の回り動作等、保育士やその他専門家と一緒に、子どもの「なぜ?」を考えることができます。

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利用者の声

ソルトより 2022.08.28

うちの子が保育園児の時は、まだ障害がわからず、つらい思いをすることもありました。
早めに療育施設で指導やアドバイスを受けられたら良かったなぁと思いました。