「マイペース・時間がかかる・ボーっとしてる」への解決方法

成功体験を自宅でも意識して取り入れた

困りごとと解決方法の詳細

成功体験が大切と作業療法士に言われ作業療法場面で色々な体験をし、自宅でも同様に外に連れ出して少しずつ体験させた。
言語聴覚士とも色々な体験をした。

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専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

『時間がかかる』『マイペース』は、日常生活においてはネガティブに捉えられることが多い様子ですが、見方を変えれば『じっくり時間をかければ取り組むことができる』というメリットになります。日常生活において、多くの方は休日を除き、時間に縛られて生活しており、子どももその状況は変わりません。時間を気にせずに自由に過ごせたら子どもはどんなに安心するでしょうか。周りとペースが異なることに対して「何とか皆と同じように」とご家族は考えて試行錯誤しますが、まず前提として、子どもが主体的に『やりたい』と思える活動が見つかると良いですね。また、その活動が『成功体験』として積み重なるように、大人は子どもの特性を観察することから始めていましょう。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

『成功体験』を積み重ねるには、まず子どもの特性に合わせた対応が大切です。a8さんは作業療法を通して『成功体験』を意識され、それを生活に取り入れてくれていました。作業療法士は、子どもの観察を通して、この場面でこの部分ができそうだぞ、など『成功体験』につながるタイミングを常に考えながら子どもと関わっています。『じっくり時間をかければ取り組むことができる』という特性を前提で、気持ちや時間に余裕がある時に子どもと関わってみましょう。子どもの様子をじっくり観察すると『褒めポイント』が必ず見つかるはずです。子どもが興味を示した遊びや活動をそばで見守り、作る・行う行程を通して部分的にできたことを褒めてあげたり、完成・完了したものを褒めてあげたり、皆さんもゆとりがある時に子どもとの関わりを通して褒め上手になってみましょう。

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