「不安が強い・何かに怯える」への解決方法

子どもの不安を受け止めそのままで良しとした

困りごとと解決方法の詳細

登園時、保育士さんに預けるとき毎朝泣く、スーパーなど外出時に少しでも親と離れると不安で手をつなぎたがるということがありました。行き渋りについては夫婦で話し合い、帰宅後にシールを貼ったり、ポイント制など色々試行錯誤しましたが、我が子には効果はありませんでした。子どもの不安に寄り添い、行きたくないと言ってもいい、泣いても泣かなくでもどっちでも良いと感じたのでそれを子どもにも伝え、のんびりしていたら、スモールステップですが子どもに変化が見られ、5歳の誕生日頃にはスムーズに登園できるようになりました。

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専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

子どもは家族という集団から生活を開始し、その後、身近な地域で園や学校生活、習い事等で集団生活を経験していきます。家庭はある程度自由がきく集団ですが、園や学校等の集団では皆が同じ行動や課題を求められる場面が多く、地域で生活する個性豊かな子どもたちで構成されており、共同生活に慣れるのは至難の業ですね。また、園や学校では年度ごとに課題の難易度が上がり、メンバーが代わることもあり、子どもは誰もが家庭より頑張って生活しています。子どもが毎日泣いている様子を見ながら送り届けるのは辛いことです。園の先生方も同じ気持ちでご家族に労いの声をかけてくれることもあるかもしれませんね。試行錯誤してうまくいけば良いですが、その焦りが子どもに伝わることも。まずは子どもに寄り添い、そのままでいいとという『安心』できる環境を整えることが大切なようですね。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

ご家族から離れる、という状況下で『不安』を感じることは大切な力です。ご家族も自分の生活があり、子どもと離れる時間を調整することは難しいことの方が多いでしょう。園生活等、離れている時間の様子は先生方が連絡帳等で教えてくれるため、離れた後、園でどうなのか、なども教えてもらうとご家族は安心するかもしれません。また、一緒にいる時間は十分に甘えさせてあげましょう。スーパー等の外出場面も一緒に居たければ手を繋ぎ『安心』を積み重ねてあげて良いと思います。いつかご家族から離れていく日が来ます。

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