「ひとりごとが多い」への解決方法

神経発達症（＝発達障害）の子どもが変わった行動をして、家族や周りの人が困ってしまうことはよくあることです。言って聞かせて止めれば楽なのですが、そう簡単にいかないと思います。原因を考えてもわからないことが多く、その原因も人によって違います。どんな状況の時に、その行動が多くなるかを観察してみて下さい。困っているときにその行動が多いならば、優しく話を聞いてあげて下さい。楽しい時、癖で行っているときは、できれば静かに見守ってあげてください。社会的に困る行動の時は、本人への注意は、本人の理解できる方法・言葉で話してあげてください。服薬で困った行動がすぐに改善することは難しいですが、気持ちを落ち着かせるためには有効です。

専門家に繋がっている場合、子どもと共にご家族が専門家と情報を共有し、経過と症状に合わせて投薬を含めた支援について相談していきましょう。症状については『環境』の影響を受けることが多いため、家庭に限らず、園や学校、職場等での様子も共有できると良いです。