「指しゃぶり」への解決方法

本人が人に知られたくないと自らやめた

困りごとと解決方法の詳細

特に何か対応した訳ではないが、小学2年生の時、自分から指しゃぶりをやめると言ってきた。
寝ている時は無意識にしゃぶってしまうので包帯を巻いてほしいとも言ってきた。
保育園や学校ではしゃぶっていなかったようなので、人には知られたくなかったようであった。

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専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

子どもは小学校中学年くらいから、周りからどう見られているか、立ち振る舞いや服装等に気を使う子どもが出てきます。性別や性格、育ってきた環境の影響を受けながら、その度合いは様々です。「指しゃぶり」は無意識に行うことが多いですが、上述した時期に「恥ずかしい」という経験を他児がいる場面でしたのかもしれません。無意識も、自分の意識が勝れば「止める」ことに繋がるようですね。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

「指しゃぶり」とともに「ぬいぐるみやタオルを持って離さない」という相談を受けることがあります。どちらも不安を感じた際、無意識に触るセンサー(触覚)を使って安心を求めている、と言われています。このため、無理に指しゃぶりを止めたりぬいぐるみ等を持たせないような対応はオススメできません。ひょっとすると不安なことがあるのかな?と大人は察してあげていただき、『安心・安全な環境』作りを心掛けることから始めましょう。子どもによっては意識することで自ら止められることもありますが、『安心・安全な環境』が整うと、少しずつ目立たなくなることがあります。

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