困りごとと解決方法の詳細
自分の意志が伝わり難いことで、小学校入学あたりから口ごもったり、わざと話さなくなった。
国語の本読みもますます苦痛になってきたので、担任と相談し、音読の宿題や授業での音読を配慮してもらった。
生真面目な本人には少しプレッシャーが減った。
また、習い事(習字)の先生が最後の「さようなら」の言葉を言うまで本人のタイミングで辛抱強く待ってくれたことは現在の本人の挨拶に繋がっている。
専門家からのアドバイス
困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?
具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?
専門機関では『発音(構音)』の様子を確認する目的で、医師から言語聴覚士への依頼が出て各種検査を行い、子どもの状態に合わせた訓練、アドバイスを提供することが可能です。例えば、『発音(構音)』の発達に合わせ、噛むことは舌の動きもよくしますので、「よく噛む」食べ物を食卓に取り入れると良いなど、日々の生活で取り組めるアドバイスをくれることもあります。
『発音(構音)』の獲得は一般的に順番があります。パ、マ、バなど唇を使った音からサ行、カ行など舌を使った音などへ順に発達します。個人差があり、大人と同じ『発音』ができるのは5歳~6歳です。『言葉』の発達と同様に、『話す』『伝える』ことが楽しいという『関係性』を作ることが大切です。『発音』がはっきりしない子には噛むことがじょうずでない子も多いです。『言葉』『発音』は年齢とともに増えていくことが多く、『発音』を他児からからかわれることも。上記情報をもとに、必要に応じて専門家に相談してみることも一つの方法です。