「よみ・書きが苦手」への解決方法

担任と話し合い各種支援を受けた

困りごとと解決方法の詳細

板書が苦手で、ノートに書き写せないことがよくあった。担任と話しながら解決した。黄色いチョークは見え難いので使わないようにする。予めプリントを用意して板書を減らす。ときには、先生が写しを手伝う、など(小規模認定校だった)。漢字練習の宿題では、ノートに最初の漢字を書く時には本人では間違った字を写てしまう事が多い為、母が書いていた。また、漢字だけを書くのてまはなく、文にして書くと覚えやすかった。
例)絵を描く・字を書く

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専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

『学習』の基礎となる『読み書き』の取得のためには、『音韻意識』が大切になります。聞き慣れない言葉であると思いますが、『音韻意識』とは、文字と音が1対1であるということがわかることで、例えば「くるま」は、「く」と「る」と「ま」という3つの音でできていることを子どもが理解することです。一般的に4歳代(年中くらい)に芽生え始め、『言葉』をうまく使いこなすことを手助けします。子どもは『音韻意識』を通して、言葉を読んだり書いたりする『学習』の基礎を整え、巧みに使いこなしていくようになります。その後、小学校入学後は教科学習において『読み書き』機能を使いこなし、知識や経験を積み重ねていきます。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

『読み書き』の苦手さや板書の苦手さがある場合には、見て理解する力(形や方向・位置関係などを見極める力)や目の動かし方(ものを目で追う・見続ける・視線を移動させる)の苦手さが影響していることがあります。一度専門機関に相談してみることもおすすめです。
文章で漢字を覚るような、何かに関連付けて覚えることも良い方法です。文字のアンバランスさがある場合にはカラーマスノートなどを取り入れることで、文字の大きさや線の長さ、位置関係がわかりやすくなります。読み書きの苦手なお子さんで宿題などに取り入れている方がいらっしゃいました。
現在はタブレット学習も増えてきています。写真で撮っておく、キーボードで打ち込むということも活用できると良いかもしれません。間違い探しや迷路、キャッチボールなど目と手、身体全体を使って遊ぶことも眼球運動を育てることに役立ちます。

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