「今後の進学、就職の選択を心配している」への解決方法

入学前から保護者が学校に通い配慮点を伝えた

困りごとと解決方法の詳細

幼稚園はあまり大きな規模でない幼稚園だったので、友達も先生にも分かってもらい息子も楽しく幼稚園に通うことができていた。
しかし、小学校に進むにあたり、通常学級にするか支援学級にするか迷った。
自宅から近い(歩いて5分の)小学校にはその当時は支援学級がなく、住んでいる町の教育委員会に相談すると同じ町内でも少し遠い(歩いて40分の)小学校を勧められた。
悩んだ結果、自宅から近い小学校の通常学級にした。
入学前から小学校に何度か話をしに行き、配慮してもらう点などをお願いしていた。

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専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

子どもの進路について、ご家族は子どもの特性を考えながら色々な情報を得て進んでいますね。進路の決定権は子どもの年齢が低いほどご家族に委ねられます。ご家族は責任重大、と思うことでしょう。ただ、子どもは家庭で学ぶべきことも多いですが、家庭以外のどんな社会でも学ぶことはたくさんあります。うまくいかなかったらどうしよう、できるだけ早めに、とできるだけ子どもにとって安全な環境を考えるものです。この時、『子どもがどうしたいのか』『子どもの人生である』という点は大切にしてあげましょう。子どもたちにご家族が悩まれている選択肢や進路先を伝え相談してみましょう。例えば一緒に現場見学に行ったりパンフレットを見たりして『本人の希望』を聞いてみましょう。選択肢が存在せず、ここに行くしかないこともありますね。その状況を丁寧に伝え、『子どもの人生』を伴走していることが子どもに伝われば、進路先で何か困っても子どもはご家族に伝えてくれるものです。特に思春期以降は『最終決定』を子どもができるようにしてあげましょう。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

就学前の進路については教育委員会が一番情報を持っています。教育委員会では、年長時の9月以降に就学前健診で子どもは簡単な検査を行い、どんな教育環境(通常学級、ことばの教室利用、特別支援学級、特別支援学校等)が良いかを判断する役割があります。年長時の年末までに小学校についてはある程度進路を決める流れになっています。情報が欲しい場合は少し早めに(夏頃には)相談してみることも良いと思います。

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