困りごとと解決方法の詳細
作業療法時に、どこの中学校が良いか、子どもの意見、親の意見を一人ずつ確認してもらい、現在の子どもの状況から意見をもらい、最終的に子どもの意見を尊重しながら家族で進路を決定した。
学校見学は必ず行うと良い。
専門家からのアドバイス
困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?
具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?
児童期~中学期においてご家族が子どもの特性を理解し寄り添いながら、見守りをベースに時に選択肢を提案してあげることは良いですね。どんな集団でも、子どもが過ごす『環境』が安定していれば苦手なことでも子どもは安定して過ごせます。思春期に入っていく子どもたちにお勧めの書籍が『13歳の進路(幻冬舎)1430円』『13歳からの進路相談(すばる舎)1650円』。『これからどうしよう…』と進路を考える際、ご家族も含めて参考になる情報がそれぞれ。まずはAmazonでサンプルを確認してみましょう。
子どもの進路について、ご家族は子どもの特性を考えながら色々な情報を得て進んでいますね。進路の決定権は子どもの年齢が低いほどご家族に委ねられます。ご家族は責任重大、と思うことでしょう。ただ、子どもは家庭で学ぶべきことも多いですが、家庭以外のどんな社会でも学ぶことはたくさんあります。うまくいかなかったらどうしよう、できるだけ早めに、とできるだけ子どもにとって安全な環境を考えるものです。この時、『子どもがどうしたいのか』『子どもの人生である』という点は大切にしてあげましょう。子どもたちにご家族が悩まれている選択肢や進路先を伝え相談してみましょう。例えば一緒に現場見学に行ったりパンフレットを見たり。選択肢が存在せず、ここに行くしかないこともありますね。その状況を丁寧に伝え、『子どもの人生』を伴走していることが子どもに伝わるようにできると、何か困っても子どもはご家族に伝えてくれるものです。特に思春期以降は『最終決定』を子どもができるようにしてあげましょう。