「就職できるか不安」への解決方法

新卒応援ハローワークと障害者職業センターを活用した

困りごとと解決方法の詳細

大学3年時の大学での全体的な保護者説明会の就活の話では、大学中にいかに履歴書を華やかにするか、コミュニケーション能力を高めるか、など、我が子にとって就職は難しいのではないか…と不安をあおるだけだった。
就職したお子さんをもつ先輩お母さんがアドバイスをくれ、新卒応援ハローワークへ電話予約の上相談。
障害者担当の方に、一般就労と障害者枠就労について説明を受ける。
ハローワークでは、大学のキャリアサポートセンターへ担当の方が出向いてくれており、大学で大学の担当の方、ハローワーク担当の方と話合いできる場を作ってもらった。
大学での就活に関するイベントなどの説明を受け、名刺をもらい、誰に連絡をとれば良いか分かるようにしてもらった。
また、障害者職業センターでは最終学年になると職業評価をしてもらえるので4年生の4月に予約し、評価してもらい、就活へとつなげてもらった。
また、そこでは就職するまでの間、準備として色々な支援、講習が受けられる。

専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

子どもの進路について、教育機関の利用を終え、仕事に就く、という岐路に立つ時期が多くの方で訪れます。進学と合わせて就労は、子どもにとって大きな決断であり、自分のもつ力を発揮し、社会で働き収入を得る機会になります。子どもが仕事を検討する際、多くは自分のこれまでの人生において見聞きした仕事が優先されることが多いです。テレビやネットで見たことがある、ご家族の仕事、中学時代の職業体験で経験した、普段の生活で利用しているお店で見た、などなど。特性によりそれまでに『環境』の調整をしてきた子どもでは特に、自分に合った仕事、自分の能力を発揮できる仕事を見極めることは簡単ではありません。多くのご家族の投稿にありますが、仕事に就くことをサポートしてくれる専門機関・専門家は沢山います。『仕事と子ども』を繋げる専門的な支援を積極的に活用することも社会適応に繋がる一つの方法です。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

仕事に就くことをサポートしてくれる専門機関・専門家と繋がると、『仕事と子ども』を繋げるサポートを行ってくれます。障がいのある方では各種福祉・就労サービスが用意されており、一般就労・障害者雇用・福祉的就労のどの段階で働くと上手くいくか、一緒に考えてくれます。例えば、『就労移行支援事業所』では、就職に向けた面接練習や職場実習等の調整、職場の紹介等を行ってくれます。『障害者就業・生活支援支援センター』のサポートを受けていると、就職前から企業との調整役として入ってくれ、就職後に定期的に職場に訪問し、職場に適応しているかを確認、面接等を行ってくれます。

ログインすると評価できるようになります。

利用者の声

tomo3より 2022.06.18

私の息子が大学生の時に、こういう事を知っていたら、すごく役に立っただろうなぁ、と、思います。良いアドバイスで、役立つと思いました。