困りごとと解決方法の詳細
障害者就業・生活支援センターの方に現場に来てもらい、アドバイスと就職先の工場との橋渡しをしてもらった。
専門家からのアドバイス
困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?
具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?
仕事に就くことをサポートしてくれる専門機関・専門家と繋がると、『仕事と子ども』を繋げるサポートを行ってくれます。障がいのある方では各種福祉・就労サービスが用意されており、一般就労・障害者雇用・福祉的就労のどの段階で働くと上手くいくか、一緒に考えてくれます。例えば、『就労移行支援事業所』では、就職に向けた面接練習や職場実習等の調整、職場の紹介等を行ってくれます。『障害者就業・生活支援支援センター』のサポートを受けていると、就職前から企業との調整役として入ってくれ、就職後に定期的に職場に訪問し、職場に適応しているかを確認、面接等を行ってくれます。
子どもの進路について、教育機関の利用を終え、仕事に就く、という岐路に立つ時期が多くの方で訪れます。進学と合わせて就労は、子どもにとって大きな決断であり、自分のもつ力を発揮し、社会で働き収入を得る機会になります。子どもが仕事を検討する際、多くは自分のこれまでの人生において見聞きした仕事が優先されることが多いです。テレビやネットで見たことがある、ご家族の仕事、中学時代の職業体験で経験した、普段の生活で利用しているお店で見た、などなど。特性によりそれまでに『環境』の調整をしてきた子どもでは特に、自分に合った仕事、自分の能力を発揮できる仕事を見極めることは簡単ではありません。多くのご家族の投稿にありますが、仕事に就くことをサポートしてくれる専門機関・専門家は沢山います。『仕事と子ども』を繋げる専門的な支援を積極的に活用することも社会適応に繋がる一つの方法です。