「自分に発達障害がある事は知らない(障害告知をどうするか)」への解決方法

冊子や本、同じ障害の子ども同士で話す機会を提供した

困りごとと解決方法の詳細

うちの子はチックがひどく、チックに関するものを見たり聞いたりすると、余計ひどくなるため告知は難しく、主治医から高校生くらいになれば治ると言われていたので本当のことはなかなか言えなかった。
障害のある子が6年生の時にまとめた冊子(こんな時はこうしてほしかったということを自分でまとめた冊子)があり、学校で困っていることがあった時に他の子はこんな風に思っているよ、と見せたのが最初だった。
その後、少しずつ障害に関する本を見せたりした。
新聞記事にトゥレット親の会を県で作りたい、とありすぐ連絡した。
発起人はお子さんがトゥレットのお父さん、トゥレット協会の役員をやっている方だった。
お子さんは同い年ですぐに仲良くなり、自分たちの辛さを伝えあったり、自分だけではないんだと思えた。

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専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

神経発達症(=発達障害)の方がチック症を合併することは多いです。その症状も症状の重い人も軽い人もいます。チックは、自分でやりたくてやっているわけでないので、本人に対してチックを指摘し止めるように話しても、症状は悪くなってしまいます。チックは、多くは自然に無くなるので、学校では、先生方や同級生は知らんぷりをしていることが最も大切です。非常に頻回にあり、学校などでも周りから指摘されて本人が困っている場合は、服薬をする場合もありますが、服薬で必ず無くなるわけではありません。チック症に関する親の会などから正しい情報を得ることは良いことです。

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