「いなくなる・迷子になる」への解決方法

子どもの情報を書いたカードを用意し周りの協力を得た

困りごとと解決方法の詳細

遠足や宿泊学習等での自由時間、見学時間に、興味ある物に惹かれてしまったり、特性が強く出て、集団から離れて迷子になる可能性が心配された。助けを口頭で求めるのはムリなので、本人と担任と相談の上、状況説明と電話のお願い、担任(引率)の先生の携帯番号等、学校名、氏名を書いたカードを持たせて、お店や施設の人に提示するだけで済むようにした。班の人や先生への見守り、声かけもお願いした。

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専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

迷子になる理由や状況は様々です。「好きなものが気になりつい」や「どうしていいか分からず仕方なく」等、子どもにはそれぞれ理由はあるようです。ご家族はそれぞれ気が気ではない思いで過ごしていたのだと思います。出現時期が幼児期・児童期に限定されて報告されていますが、生まれて人生数年の子どもたち、まだまだルールや状況判断は自分だけでは守れず、問題解決も難しいものです。ご家族や先生方が安全地帯となり、そこを認識しながらその場から離れていく経験、子どもが事件や事故に巻き込まれないように周りの協力が欠かせませんね。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

迷子にならないために、ご家族や先生方が安全地帯となり、そこを認識しながらその場から離れていく経験、少しずつ積み重ねていきたいですが、家族だけでは限界があります。子どもが事件や事故に巻き込まれないように周りの協力(幼稚園では加配制度、学校では特別支援学級・通級・特別支援コーディネーターやスクールソーシャルワーカー等の利用、買い物ではファミリーサポート等の第3者の協力も一つの選択肢です)も検討してみましょう。

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