困りごとと解決方法の詳細
起きて欲しい時間に強制ぎみに飲むヨーグルト等糖質を摂取させるのを続けるとその時間に胃液が出やすくなるらしい。すると朝お腹がすいて自然と起きれるようになり、朝食もとれるようになる、と担当医に聞きました。有効そうな子は多そうなのですが、寝起きの口腔内の菌が凄い多いという知識から寝起きでいきなり何か食べ物を摂取するのには抵抗感があるらしくうちの子には不向きでした。
専門家からのアドバイス
困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?
具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?
医療機関を利用している方では、子どもの生活リズムに合わせて予約時間を調整することがあります。これは学校に登校する時間でも同じです。例えば、リズムが最も崩れている状態の例として、不登校ぎみで昼夜逆転の方がいますが、午後の遅い時間からご家族の協力のもと予約時間に参加できるか確認し、それが上手くいったら少しずつ早い時間に予約してみたりします。ご家族にとって負担は大きいですが、生活リズムの調整はこのような約束を守ることの積み重ね、と捉えてご家族の協力も得ながら積み重ねていきます。
時間管理は目に見えず、生活リズムの確立に繋がるとても大切な機能です。多くのご家族の投稿に共通することは、規則正しく朝起きること、夜寝ること、予定通りに生活すること、それを子ども自身が管理することは簡単ではなく、家族は子どものできることを見つけ、できないことについては支えになっています。子どもは思春期を迎えていきますが、第二次性徴によるホルモンバランスの崩れ、将来に向けた期待と不安、SNS等を含む人間関係の複雑化、教科学修の専門化等、子どもたちは心も体も揺れ動きながら日常生活を送っています。医師や専門家は各種経験や研究報告をもとに有効なアドバイスを行います。ただし、子どもの中には脳機能の特性により、起きたくても起きることが難しい方々もいます。次の日に楽しいイベントがある等必要な時は起きられる等、まだまだ自己中心的な様子はありますが、これも一つの兆しではないでしょうか。家族が子どもの味方になり、気長に経過を追っていくことが遠回りのように見えて大切な支援です。子どものリズムに合わせて生活を構成してみましょう。