「排泄動作(排尿・排便)ができない、オムツにする」への解決方法

先生の協力を得て段階的にトイレを使う練習をした

困りごとと解決方法の詳細

家と実家と保育園以外のトイレに入れず、外出先では外で排尿させたり、オムツにしたりしていました。入学前に何とか学校のトイレに入れるようにさせたいと思い、先生の協力で、最初はトイレの入り口の横に、好きなキャラクターの絵を貼り、そこにタッチをするところから始まり、だんだん中に入れるようになり、10回くらい通ってやっとできるようになりました。

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専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

幼児期のご相談で、オムツが外せない、トイレが使えない、があります。なぜ?は色々あります。オムツが外せない理由、例えばおしっこでは、膀胱やそれをコントロールする筋が十分に出来上がっておらず貯められない。ウンチではウンチがいつ出るのか分からない、力の入れ方が分からない。これらは体の発達に関する未熟さが考えられ、時が経てば少しずつできることが多いです。一方、トイレが使えない理由は、トイレ(便器)が子どもの体に合っていない、音や水が怖い、臭いが嫌、トイレで何をしたらいいのか分からない、等、『環境』『雰囲気』『感覚センサー』『ルール理解』等、様々な理由があります。どちらもまずは『安心・安全』な『環境』を整えること。排泄は生理的なものですので、ストレスがかかると途端に出なくなったりリズムが乱れます。なかなか獲得しない場合も焦らず、周りの協力を得ることも考えてみましょう。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

おしっこのコントロールができるようになる(オムツが外せる準備が整う)には、起きている時に概ね2時間程度おしっこを貯められることが目安と言われています。おしっこは毎日のことですので、まずは時間がある時に半日でも、1時間おきにオムツが濡れているか確認してみるところから行ってみましょう。1時間は貯められる、と分かれば1時間ごとにトイレに促してみるのも一つです。その時、トイレを楽しい場所にする、とても良いアイデアですね。子どもがおしっこやウンチを安心して出せるように見た目や香り、音楽など、子どもが『入りたい!』場所づくりから始めてみましょう。

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