「高校受験・高校でやっていけるか不安」への解決方法

個別指導計画書を進路先に引き継いでもらった

困りごとと解決方法の詳細

アスペルガーと診断されてから節目節目で個別の指導計画書の作成したものを次の進路先に引き継いでもらい、療育施設にも今までの経験に基づいたアドバイスや周りの声をもらい、実際に該当する高校に入学前に本人の保護者で見学に行ったりした。

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専門家からのアドバイス

困りごと、なぜ?どうして?どうしたらいいの?

子どもの進路について、ご家族は子どもの特性を考えながら色々な情報を得て進んでいますね。進路の決定権は子どもの年齢が低いほどご家族に委ねられます。ご家族は責任重大、と思うことでしょう。ただ、子どもは家庭で学ぶべきことも多いですが、家庭以外のどんな社会でも学ぶことはたくさんあります。うまくいかなかったらどうしよう、できるだけ早めに、とできるだけ子どもにとって安全な環境を考えるものです。この時、『子どもがどうしたいのか』『子どもの人生である』という点は大切にしてあげましょう。子どもたちにご家族が悩まれている選択肢や進路先を伝え相談してみましょう。例えば一緒に現場見学に行ったりパンフレットを見たり。選択肢が存在せず、ここに行くしかないこともありますね。その状況を丁寧に伝え、『子どもの人生』を伴走していることが子どもに伝わるようにできると、何か困っても子どもはご家族に伝えてくれるものです。特に思春期以降は『最終決定』を子どもができるようにしてあげましょう。

具体的にどんなことをしている?おススメ・役立ち情報は?

学校で先生方が作成する個別指導計画書の引継ぎはとても大切ですね。全ての子どもたちにそれぞれ個別指導計画書があれば良いのですが、現在の日本では特定の子ども(診断がある、学校で学習面・生活面で課題が目立つ等先生方の判断)のみの作成です。この情報は次に担当する先生方、最終的には職場の方にとって貴重な情報となります。先生方と情報を共有することをお勧めします。

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